ご挨拶

「建設業×環境事業×IT」を柱として、新たな建設業界の形に挑戦し続けます。

 弊社は、1927年(昭和2年)に創業、1967年(昭和42 年)に株式会社を設立し今日に至っています。
「創意・工夫・たゆまぬ努力」を社是とし、弊社の根幹事業である建設業を通じて、地域のインフラを支える仕事を続けてまいりました。おかげさまで国、岐阜県、そして地元市町村より多くの表彰をいただくなど、高い技術力と実績を培っています。また、弊社の大きな特徴として、岐阜県の山や川などの恵まれた自然環境に直接接する機会を活かして「魚道シリーズ」や温室効果ガスの発生を激減させた「ハイブリッド・サイフォン送水装置」などを開発してまいりました。
 今後とも、I-constractionをはじめとした「IT技術」を積極的に導入して、建設事業と環境事業のよりよい発展を目指し、地域社会に貢献できる企業になれるよう更に精進してまいりたいと思います。

株式会社山辰組

株式会社 山辰組
代表取締役社長 馬渕 健

会社概要

社 名
株式会社 山辰組
創 業
1927年(昭和2年)
設 立
1967年(昭和42年)
資本金
3000万円
代表者
代表取締役社長 馬渕 健
事業内容
総合建設業 環境製品及び新技術開発・製造販売 指定管理者
売上高
約10億円~12億円 ※平成21年度~平成30年度実績
社員数
46名(令和2年4月現在)
事業所
●本社ビル
岐阜県揖斐郡大野町稲畑203-1
TEL 0585-32-0171
FAX 0585-32-0885
●コンクリート製品製作ヤード
岐阜県揖斐郡大野町大字稲富字北野2579-8
所属団体
一般社団法人岐阜県建設業協会/一般社団法人揖斐建設業協会/揖斐建設業協同組合/岐阜県舗装技術研究会/河川工事安全技術委員会/砂防工事安全技術委員会/道路工事安全技術委員会/NPO法人岐阜県環境新工法研究会/NPO法人自然配植技術協会/揖斐郡火薬類保安協会/岐阜県自然共生工法研究会/日本雨水資源化システム学会/ 社団法人農業農村工学会/社団法人砂防学会/社団法人日本河川協会/岐阜大学地域交流協力/建設トップランナー倶楽部/岐阜県砂利組合/いび森林資源活用センター協同組合/根尾川筋漁業協同組合 等
関連会社
株式会社稲富石油・株式会社軽たろう
山辰組安全協力会
46社(施工業者・資材業者)

美しいふるさと、環境の創造に貢献します。

社長が語る山辰組

Q1.山辰組の強みはなんでしょうか?

弊社は昭和の2年に創業して以来、大野町を中心とした岐阜県の西濃地域の中で仕事を様々取り組んできました。長年にわたる実績に基づいた「地域から寄せられる信頼」、そのこと自体が強みであると考えております。

Q2.今後の山辰組の将来ビジョンを教えてください。

弊社は建設業を軸足としており、今まで掲げてきた「低コスト・高品質」を追求した経営にさらに邁進していきます。また平成3年より設立し、多くの環境製品を生み出してきた他社にはない環境事業部をさらに強化していきたいと考えています。近い将来には建設事業に並ぶ事業として展開していきたいと考えております。
近い将来、建設事業に並ぶ第2の事業として展開していきたいと考えております。

Q3.建設業界の未来と山辰組の役割を教えてください。

近年、自然災害というものが大規模化しており、日本全国で頻繁に発生している状況であります。建設業として地域の安全・安心を守るという役割について、これからもしっかり担っていきたいと考えております。

株式会社山辰組

沿革

1927年
昭和2年
創業者 山本辰造が馬車による運送業をおこす
屋号を「山辰組」と称する
1949年
昭和24年
建設業法による当初岐阜県知事許可登録
1967年
昭和42年
組織変更し「株式会社山辰組」を設立して現在に至る
1984年
昭和59年
本社新社屋完成により現在地に移転~現在に至る
1991年
平成3年
環境保全活動をキーワードに「ひと味ちがう企業づくり」に取り組むため、環境事業部を立ち上げる
環境製品製作ヤード新設 魚道ブロックや自然石ブロックの開発・製造販売を開始し、現在に至る
2001年
平成13年
品質マネジメントシステム ISO9001取得 現在に至る
2003年
平成15年
環境新製品開発部研究所兼工場を新設(現機材センター) 現在に至る
2015年
平成26年
業務拡張につき建築部門を新設 現在に至る
2017年
平成29年
おかげさまで創業90周年を迎える事ができました

山辰組の取り組み

株式会社 山辰組は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

山辰組

SDGs

(持続可能な開発目標)とは

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 

山辰組とSDGs

山辰組は、長年、インフラの整備を通じて地域の発展を支え、また環境事業部を通じて建設業ならではの環境保全活動に取り組んできました。これからも山辰組は「創意・工夫・たゆま ぬ努力」を企業理念とし、一人一人の従業員の物心両面の幸福の追求と会社の発展と併せて地域社会への貢献に取り組んでいきます。併せて、持続可能な社会、持続可能な未来のためにSGDsの達成にむけて具体的な活動に取り組んでいきます。

持続可能な開発目標

11.住み続けられるまちづくりを

山辰組は昭和2年の創業以来インフラの整備に携わり、蓄積された知識と実績と技術で地域の発展に貢献してきました。また、今後増加するインフラのメンテナンスにおいても、知識、実績と技術を駆使ししてまいります。これからの地域のインフラの維持・発展に貢献し、住み続けられるまちづくりの実現を目指します。


13.気候変動に具体的な対策を

山辰組で開発した「ハイブリッド・サイフォン送水装置」は、起動後はサイフォン作用で稼働するため、燃料や電子を使用しません。従来の水中ポンプの稼働に掛かる燃料消費時間を10,000時間とすると、本サイフォン装置を起動する時や維持管理のためホース中の空気を押し出すために水中ポンプを稼働する時間は10,000時間の内7時間で済むこととなります。つまり温室効果ガス排出量を10,000分の7に縮減しました。地球規模からすると、ささやかな取り組みですが、気候変動の対策として取り組んでいきます。


14.海の豊かさを守ろう

山辰組が開発・提案している魚道シリーズは、土木構造物で遮られていた水生生物の生息圏を広げ、豊かな自然の実現に貢献してきました。河川の生態系の活性化は引いては海の豊かさの発展に繋がります。山辰組はこれからもよりよい魚道の開発・提案にとりくみ海の豊かさを守っていきます。


15.陸の豊かさも守ろう

インフラの整備を通じて地域の発展に貢献する中で、工事に伴う生物保護活動や、社員の岐阜県自然共生工法管理士取得の推進など、建設業ならではの環境保全活動に取り組んできました。建設業=環境破壊というイメージを払拭し、地域の人々の生活の向上と合わせ、自然環境への配慮をこれからも続けていきます。